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消えてしまいたい

 

いつからか、ひとりだった

 

 

みんなで夕食を囲む日も

 

毎年の家族旅行も

 

写真の中の私達も

 

次の授業への移動教室も

 

帰り道も

 

毎日とっていた連絡も

 

そばに居た夜も

 

涙を拭ってくれたあなたも

 

 

全部全部なくなって

 

 

私はもう消えてしまいたい

みんなの記憶から消し去って

最初からいなかったみたいに

 

生まれたときの喜びなんてもう

いらないよ